アーク溶接材料
材質
ステンレス鋼
関連資料
- Z 3323 : 2021 ステンレス鋼アーク溶接フラックス入りワイヤ及び溶加棒 抜粋
- Z 3221 : 2021 ステンレス鋼被覆アーク溶接棒 抜粋
- Z 3321 : 2021 溶接用ステンレス鋼溶加棒、ソリッドワイヤ及び鋼帯 抜粋
- Z 3324 : 2010 サブマージアーク溶接におけるステンレス鋼溶着金属の品質区分及び試験方法 抜粋
- A5.22/A5.22M : 2012 Specification for Stainless Steel Flux Cored and Metal Cored Welding Electrodes and Rods(ステンレス鋼アーク溶接用フラックス入りワイヤ)抜粋
- A5.4/A5.4M : 2012 Specification for Stainless Steel Electrodes for Shielded Metal Arc Welding(ステンレス鋼被覆アーク溶接棒)抜粋
- A5.9/A5.9M : 2017 Welding Consumables ─ Wire Electrodes, Strip Electrodes, Wires, and Rods for Arc Welding of Stainless and Heat Resisting Steels - Classification(溶接用ステンレス鋼棒およびワイヤ)抜粋
- 弊社銘柄のASME 該当規格について
耐熱ステンレス鋼
炭素量を高めたオーステナイト系ステンレス鋼で、クリープ性能、組織安定性、各種腐食雰囲気中での耐酸化性、耐浸炭性、耐サルファアタック性、熱疲労強さ、耐摩耗性などの高温特性が優れている為、石油化学工業用高温加熱炉のリフォーマチューブ、クラッキングチューブや鉄鋼用熱処理炉のファーネスロール、ラジアントチューブなどに使用されている。
関連資料
ニッケル及びニッケル合金
純Niをはじめとして、NiをベースにしたCrやMo等との合金であるインコネル / ハステロイ及びNiとCuの合金であるモネル等があります。
その特性はすぐれた耐食性及び耐熱性であり、原子力発電プラント、化学プラント、海洋機器、工業炉、航空機ガスタービンなど広い分野で使用されています。
ニッケル及びニッケル合金溶接材料は、共金溶接に使用されるほか、Ni合金とステンレス鋼や炭素鋼との異材溶接、更にはインコロイと呼ばれるFe基高Ni合金やスーパーオーステナイト系ステンレス鋼の溶接にも使われます。
関連資料
- Z 3335 : 2014 ニッケル及びニッケル合金アーク溶接フラックス入りワイヤ 抜粋
- Z 3224 : 2010 ニッケル及びニッケル合金被覆アーク溶接棒 抜粋
- Z 3334 : 2017 ニッケル及びニッケル合金溶接用溶加棒、ソリッドワイヤ及び帯 抜粋
- A5.34/A5.34M : 2020 Specification for Nickel-Alloy Flux Cored and Metal Cored Welding Electrodes(ニッケル合金アーク溶接用フラックス入りワイヤ)抜粋
- A5.11/A5.11M : 2018 Specification for Nickel and Nickel-Alloy Welding Electrodes for Shielded Metal Arc Welding(ニッケル及びニッケル合金被覆アーク溶接棒)抜粋
- A5.14/A5.14M : 2018 Specification for Nickel and Nickel-Alloy Bare Welding Electrodes and Rods(ニッケル及びニッケル合金溶加棒及びワイヤ)抜粋
- 弊社銘柄のASME 該当規格について
コバルト合金
アルミニウム及びアルミニウム合金
加工しやすくかつ質量に比べて強度があり表面の酸化被膜が、硬く強固なためキズつきにくい特徴が有るので、輸送機器を始め、日用品等の身近な用途にまで幅広く使用されている材料です。
その合金番号によって組成が分かれます。
チタン及びチタン合金
軽くて強度が高く且つ耐食性が優れていることから、航空機及び過酷な腐食環境下で使用されます。
活性金属の為、大気中の酸素、窒素、水素などのガスと極めて反応し易く、また高温では種々の酸化物、油脂、水分、塵埃および金属(鉄等)その他の化学物質と容易に反応してもろい化合物を作ります。
溶接部がぜい化すると同時にブローホールを発生して耐食性を劣化させたり、継手効率を低下させたりします。
溶接の際に溶接部を大気より完全に遮断し、且つ前処理を充分に行なって不純物を完全に除去する必要があります。
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ジルコニウム及びジルコニウム合金
チタンと同じく活性金属であり、優れた耐食性を有し原子力用途の他、化学プラント等に使用されます。
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銅及び銅合金
純銅はその熱伝導率の高さと電気伝導率の高さを利用した用途に使用され、銅合金は、耐食性に優れた材料として従来より使用されています。
又、合金元素を添加する事により、耐摩耗用途を始め各種特色有る用途にも使用されています。
アーク溶接性については、純銅:無酸素銅、リン脱酸素銅は溶接可能。タフピッチ銅は不向き
銅合金:アルミ青銅(Cu-Al系)、白銅(Cu-Ni系)は可能。黄銅(Cu-Zn系)は不可とされています。
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鋳鉄
鋳鉄用被覆アーク溶接棒については、ニッケル、鉄-ニッケル、モネル心線に3種類の特殊なフラックスを塗布し、母材を予熱しないでも溶接が容易にできる被覆アーク溶接棒を作っております。
これらの溶接棒は鋳鉄母材に与える熱影響を特に少なくしてありますので溶接部も加工が容易にでき溶接作業も容易です。
その他(硬化肉盛用、金型用)
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溶接方法
接合材料
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粉体プラズマ溶接・溶射用機器及びパウダー
溶接助剤
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